top of page

他院でステロイド内服薬を服用の患者様へ

他院でステロイド内服薬を服用し、当院でステロイド内服薬を使わない治療に切り換える際には、医師の指示に従って内服薬を徐々に減量していくことが重要です。

 

ステロイドは、体内での様々な働きを調整するホルモンの一種であり、長期間服用すると、体自身のステロイドホルモンの分泌が抑制されてしまいます。そのため、急に中止すると、離脱症状と呼ばれる様々な症状が現れる可能性があります。

🔹 他院のステロイド内服薬を中止する手順

他院のステロイド内服薬を中止する手順は、服用期間や用量、病気の種類などによって異なります。医師は、患者さんの状態に合わせて、適切な減量スケジュールを立てます。

 

(1)他院のステロイド内服薬の写真

初診の際、問診票にステロイド内服薬の薬名を記載した上で、

お薬手帖のステロイド内服薬の記載の写真を、患部の写真を送るときのStep4-2追加写真として送付ください。※お薬手帖がない場合には薬の写真を送付ください。

 

(2)医師の指示に従って、少しずつ減量していく

減量ペースは、ステロイド内服薬の種類と患者さんの状態によって異なります。

減量する量は、医師が判断します。

通常は、数週間から数ヶ月かけて徐々に減量していきます。

 

(3)ステロイド離脱症状が出た場合は、医師に相談する

ステロイド離脱は最初の数日が特に症状が現れやすいものです。ご相談できる当院の営業日から開始するのをお勧めします。例えば月曜、火曜、金曜。
 

ステロイド離脱の症状は、人によって異なりますが、湿疹の増加、皮膚の赤み、腫れ、倦怠感、筋肉痛、関節痛、食欲不振、吐き気、めまい、発熱、不眠などがあります。
 

離脱症状が出た場合は、お問合せページから患部の写真とステロイド内服薬の離脱を開始した日時を送付の上、医師に電話でご相談ください。状況に応じて減量ペースを調整してもらいましょう。

🔹 ステロイド内服薬中止時の注意点

医師が立てた減量スケジュールを守ることが重要です。

ステロイド内服薬を中止すると、免疫力が低下することがあります。そのため、十分な睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動など、健康的な生活習慣を心がけましょう。

 

医療法人社団仁 りつのクリニック

bottom of page