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脱ステロイドの当院の考え、10日間の治療確認【初診予約時のお願い】

更新日:4月23日

りつの式は主に新内服薬を用いる体質改善治療です。ここでは、初診時によく寄せられる質問である「脱ステロイド」に関する当院の治療方針と、10日間の治療経過を確認して頂きたいことをご説明いたします。

そのご理解の上で、初診の予約となりますので、よろしくお願い申し上げます。



来院者のアトピー治療の経過

アトピー性皮膚炎が初めて発症した場合、近隣の皮膚科や小児科の病院を受診します。

そこでは、一般的な皮膚科の標準治療が行われます。しかし、アトピーが治るケースと、治らないケースがあります。


アトピーが治らない場合、大学病院などで診察を受ける選択肢と、民間治療に頼る選択肢があります。


ここでは、来院した患者様が試した民間治療や漢方治療をご紹介します。


脱ステロイド:ステロイド軟膏を使用しない

脱薬療法:アトピー薬に頼らない

脱保湿療法:保湿しない

温泉療法:炭酸水素泉、オムバス

入浴剤:ソルト風呂(塩、エプソムソルト)、サンゴライト、炭酸泉

食事療法:食事制限、エドガーケイシー療法

サプリメント:乳酸菌、ビタミン剤、マグネシウム、グルタミン

整体:自律神経の調整

鍼灸:自律神経の調整

漢方薬:五苓散エキス、黄連解毒湯、柴苓湯、越婢加朮湯、小建中湯

保湿剤:ココナッツオイル、ホホバオイル、エッセンシャルオイル

入院治療:免疫療法、自然療法、食事療法、心理療法、教育入院

その他:ドクターマセソン治療(アメリカ)


これらの治療法も人により効果が異なり、合う場合と合わない場合があります。合わない場合には、アトピーの患部が悪化する可能性もあります。




りつの式アトピー性皮膚炎治療からお伝えしたいこと

そんな時に、当院からの一筋の光として、「りつの式アトピー性皮膚炎の治療」を10日間試してみてはいかがでしょうか。

当院でのアンケート調査では、多くの患者様が初期の10日間の治療で肌の改善を感じています。


以下は、「りつの式アトピー治療」からお伝えしたいことです。

(1)ステロイド軟膏に頼った治療は、古いアトピーの治療スタイルです。


(2)新内服薬による治療は、ステロイド軟膏に依存しない新しいアプローチです。新しい、りつの式の門をくぐってみてください。


(3)新しい治療の実践は、「りつの式治療の3ステップ」をたどることで、新しい皮膚が徐々に見えてきます。


(4)りつの式の治療は簡単な手順を守るだけです。処方された新内服薬を服用し、軟膏を一日4回、手に8粒ほどの米を付けた分量を患部に薄く塗ります。正しく軟膏を塗ることで、主剤の新内服薬の効果が最初は100%、中期から最終的には150%に達し、その効果を体感できます。(効果は年齢や症状の程度により異なります)


(5)当院の治療成功率は、赤ちゃんや小児アトピーにおいて約95%、大人の場合には約85%です。治療が完全に成功しない場合でも、日常生活を送る上での改善は見られると確信しております。Googleの口コミでの厳しいご意見も参考に、より良い治療を提供するために努力を重ねています。




脱ステロイドの当院の考え

当院では、ステロイド軟膏を中心とした治療ではなく、初期から寛解(かんかい)まで、新内服薬を中心とした体質改善治療を行っています。

軽症のアトピー性皮膚炎の場合、新内服薬のみを処方し、ステロイド軟膏は使用しません。


ただし、中症以上の感染症で悪化した患部には、新内服薬と共にステロイド軟膏を併用する場合もあります。


当院では皮膚の状態が改善するにつれて、継続的にステロイドを処方する「プロアクティブ療法」とは異なるアプローチを取っています。


当院のステロイド外用薬は、炎症を抑え、感染している皮膚に薬を浸透させるために使用します。新内服薬の治療効果も高めます。

りつの式軟膏薬の塗り方には以下の4つの特徴があります。

  • 顔、体、手足の特性に合わせた3種類の軟膏を使用する

  • 皮膚が荒れた部位のみに少量を使用する

  • 患部が小さくなると、合わせて塗布する面積を徐々に減らす

  • 基本は1種類のステロイドを配合する(特別な場合は2種類)


この治療法でのステロイド外用薬は新内服薬の補助的な効果です。初期の新内服薬の効果の割合は約80%、外用薬の効果の割合は約20%です。


そのため、当院では新内服薬による体質改善により、患部が寛解(かんかい)し、再発しなくなった状態を「脱ステロイド」と定義しています。これは、一般に用いられる「脱ステロイド」という表現とは異なります。




脱ステロイドに向けた、新内服薬と外用薬の効果

当院では、近年認可されたアトピー性皮膚炎の新薬は使用しておりません。




当院の新内服薬と、補完する外用薬

新内服薬には皮膚を丈夫にするビタミン剤などが配合されており、院長が長年にわたり研究開発した独自の院内調合薬です。一般的な皮膚科の標準治療では外用薬に頼るところですが、当院では新内服薬を中心とした治療を行っています。


中症・重症の方にはステロイド軟膏が必要な場合にのみ、外用薬(抗生剤や抗真菌薬)にステロイドを配合しています。これは、抗菌薬を皮膚の深部まで届かせるために補助的な役割を果たすためです。


湿疹に赤みが伴う場合は、炎症が存在しているため、炎症のある部分には抗菌薬が効きにくいのです。感染症が疑われる場合には、感染症の治療が必要です。そのため、赤みを伴うアトピーの方にはステロイドを配合する理由があります。



アトピー性皮膚炎治療 新内服薬と外用薬




10日で効果が見える、りつの式治療の3ステップ

りつの式アトピー性皮膚炎治療のステップをご紹介いたします。


治療開始から10日では、Step1の痛みと炎症の低減が実感でき、りつの式治療の効果を体感できます。特に、赤ちゃんや小児では治療効果が早く現れます。


大人で重症の方は10日で痒みの低減などの効果が感じられても、寛解までに一年以上かかることもあります。大人の通院期間の実績は大人のアトピー性皮膚炎ページの下部に記載してあります。


10日間の治療で改善の予感を感じていただければ幸いです。

もし、継続が難しいと感じた場合、再診のキャンセルはホームページから行うことができます。




脱ステロイドへの、りつの式アトピー治療の3ステップ




初診予約時のお願い

脱ステロイドについて、初診の患者様との認識の違いが稀にあります。ステロイドの多用による後遺症を経験した患者様の「ステロイドが怖い・・」という感情は、私たちも深く理解しております。多くの方が脱ステロイド治療を探求し、当院に来院されます。


その結果、「ステロイドは毒」という固定観念が頭に染みついていることが、よくわかりました。その対策として、治りにくい治療法に時間と費用を投資し、アトピー治療の情報に耳を傾けているのではないでしょうか。


複数の病院を転々とされた中症・重症のアトピーの方は、長期間にわたりステロイド外用薬を使用されていたことがあるかもしれません。また、「ステロイド薬を使用せずに治療を受けたい」というご希望も理解しております。


それを踏まえて、中症以上の方への提案は、治療の初期に私たちの方法を一定期間試して頂きたいというお願いです。医師はアトピー性皮膚炎を治すために最善の選択を考えており、中症・重症の方には症状に応じて、新内服薬に加えてステロイド軟膏の使用が必要な場合のみ提供しています。


ステロイド軟膏の使用に至った理由については説明していますが、この必要性の説明に時間を割く余裕はあまりありません。


一部の病変が進行している皮膚には、抗生剤や抗真菌薬を浸透させるためにステロイドを配合した軟膏が必要な場合があります。その際には、固定観念を一時的に放置していただき、軟膏の使用にご了解いただくことを前提に診察をさせてください。


治療薬の選定には医師の指示に従っていただきたく、上記の点を考慮の上、初診予約をお願いいたします。使用方法、期間についてはご説明しますが、何度も薬の選定についての説明はご遠慮願います。


ただし、薬の使用方法や治療に関する疑問点があれば、お気軽にご質問ください。


ご理解とご協力をお願いいたします。


 医療法人社団 仁 りつのクリニック

院長 立之英正



参考:標準アトピー性皮膚炎治療

当院は、日本皮膚科の標準アトピー性皮膚炎治療方と異なる治療法です。




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