抗真菌剤と血液検査ガイド
大人で重度のアトピーでカビ(真菌)の合併がみられる場合、抗真菌薬の内服薬(飲み薬)を処方することがあります。 安全な内服治療を受けていただくための「血液検査」についてご説明します。

当院ではアトピー性皮膚炎の治療において、抗真菌薬(カビの薬)を内服される方に、定期的な血液検査(肝機能・ 腎機能)を受けていただくことになりました。
※乳児および体重30kg未満の小児は処方の対象外です。
※塗り薬のカビの薬のみを使用される方は対象外です。
お薬による副作用を早期に発見し、安全に治療を続けていただくための大切な検査です。
オンライン診療・対面診療を問わず、検査結果が確認できない場合は処方をお出しすることができません。
安心・安全な医療を提供するため、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
1. なぜ血液検査が必要なのですか?
抗真菌剤は効果的なお薬ですが、稀に「薬剤性肝障害」を引き起こす可能性があることが報告されています。
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早期発見が大切
副作用は初期段階で発見し、休薬などで適切に対処すれば問題になりません。
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個人差への対応
お酒の強さが人それぞれであるように、薬の分解能力にも個人差があります。
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長期治療の安全確保
特に重症の方は数ヶ月にわたり服用いただくため、定期的なモニタリングが不可欠です。
2. 検査のスケジュール
今後、抗真菌剤の内服を開始・継続される方は、以下のタイミングで初回採血と採血のフォローアップを行います。
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服用開始前(初回):肝臓・腎臓の機能が正常か確認します。
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服用開始後フォローアップ:1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後、1年後。
※現在すでに服用中の方へ
診断の状況により、検査なしで開始された方も、継続のためにはまずは一度検査を受けていただく必要があります。
3. 内服薬、服用中のご注意
血液検査結果に関わらず、以下の症状が出た場合は服用を中止し、すぐにご連絡ください。
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強いだるさ(倦怠感)
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食欲不振、吐き気
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白目や皮膚が黄色くなる(黄疸)
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発疹、強いかゆみ
ご不明な点がございましたら、事務局までメールまたはお電話にてお問い合わせください。
4. 血液検査を受ける方法
ご自身の状況に合わせて、いずれかの方法で血液検査結果を当院と共有してください。
① りつのクリニックへ来院
来院では再診当日に判定できる 血液検査が可能です。
保険適用をする際は初診オンラインですが、次回の再診の際に血液検査を実施します。
② 健康診断・人間ドックの結果利用
初診時に、3ヶ月以内の採血結果(肝機能:GOT/GPT、腎機能:Cr値が記載されたもの)をお持ちの方は送付してください。
当院での血液検査は不要となり、検査費用が発生しません。
2回目以降も健康診断と日程が重なる場合は血液検査結果をお送りください。
③お近くの、かかりつけ病院
近隣のかかりつけ病院で、アトピー性皮膚炎専門医でのオンライン診断のため「肝機能・腎機能を調べたい」と伝え、血液検査を依頼してください。(保険適応内)
病院の先生への依頼例: 現在、オンラインで専門医(りつのクリニック)でアトピー性皮膚炎の内服薬療法を行う予定です。安全に治療を進めるため、肝機能(AST, ALT, γ-GTPなど)と腎機能(クレアチニン, eGFRなど)の検査が必要と言われました。こちらで採血をお願いできますでしょうか。
注意:アトピー治療をしている病院では、自院で治療しているため他院の治療のための血液検査はお断りされる場合があります。事前にお電話でお確かめください。
④自宅用採血キットを利用
自宅用採血キットは、指先から血液を取り込む簡単な微量自己採血です。(肝機能:GOT/GPT、腎機能:Cr値が記載されたもの)
自己検査キットの結果を当院へ送付してください。
一般に保険適用外ですが、医療費控除の対象になります。
◾️ドラッグストアで購入
◾️ネットショップで購入
